高校受験

バスケで志望校を選ぶには『高校編』PART1

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中学生の皆さんは何を基準に志望校を決めますか?

将来やりたい職業が決まっている人なら、その職業につく為の資格が取れる大学を目標に、その大学に進学し易い高校を選ぶのだと思います。

または、今やっているスポーツを高校でも続けたいと思っていて、部活を中心に学校選びをしようと思っている人もいるでしょう。

そんな中学生の皆さんに向けて、私が息子と一緒にバスケを中心とした高校選びをした経験から、『部活を中心とした高校選び』について書いていきたいと思います。

少しでも誰かのお役に立てれば嬉しいです。

 

◇志望校決定から入学まではだいたい下記の流れで進むと思いますので、項目ごとに詳しく書いていきます。

1.  高校の試合を観に行って、または試合の動画を見て、興味のある高校を見つける。

2.  高校の場所を調べ、自宅から通える高校かまたは寮に入る必要があるかを調べる。

3.  その高校の偏差値を調べて、自分の学力に合っているか確認する。

4.  先輩や知り合いがその高校に進学していれば、学校や部活の雰囲気を聞いてみる。

5.  中学校の顧問の先生に相談する。

6.  部活体験やオープンスクールに参加する。

7.  高校の顧問の先生と面談する。

8.  入試までのスケジュールや書類を確認する。

9.  入学試験・合格発表~入学準備まで

このPART1では1~4までを詳しく説明していきます。

 

 興味のある高校を見つける

バスケに打ち込んでいる中学生の皆さんなら地元で開催される高校の地区大会や全国大会があればぜひ会場に足を運んでみてください。

実際に試合を見ると、そのチームの雰囲気やプレースタイル、監督の人柄などがよく分かります。

色々な試合を見ていると自分に合っていると思うチームや憧れのチームが見つかると思います。

地元では大会が開催されないという人は、youtubeなどで気になるチームの試合動画を見てみるのも良いでしょう。

ただ、良いプレーだけを集めたハイライト動画よりも試合をフルで見た方がいいですね。

 

高校の場所を調べる

興味のある高校が見つかったら、高校の名前を検索して所在地を調べましょう。

その高校が地元の高校だったらラッキーですが、あまりにも遠い場合は「寮に入る」という選択肢もあります。

強豪校でしたら寮も完備している学校が多いですが、これは高校に確認してください。

また、寮に入るということは学費の他に寮費や食費、生活に必要な諸々の費用がかかってくるので、ご両親の理解も必要です。

親に反対されても説得するだけの熱意があるか、最初は友達もいない知らない土地で、寮生活をしてまでその高校(バスケ部)に入りたいか?をよく考えてください。

3年間頑張り抜く強い意志があるなら、全力でご両親を説得しましょう。

産まれた時から一番近くであなたを見てきた親御さんなので、本気が伝わればきっと応援してくれるでしょう。

◆体験談◆

息子の気になる高校が自宅からは少し遠くて電車で通えるギリギリの通学時間だったことがあります。

寮に入らなくても朝4時起きで弁当を作って始発に乗れるように送り出せば、朝練に間に合うかな?というくらいの距離。

知り合いの子がその高校に通っていたので連絡を取って聞いてみたところ、強豪校なので遠征が多く、朝4時に校門前集合なんてことがざらにあるとか!

さすがに朝4時では始発でもとうてい間に合わず、夜中に車で連れて行くしかないので通学は断念。

その高校に行くなら寮に入らないとやっていけないということが分かりました。

 

その高校の偏差値を調べる

インターネットで「 ○○高校 偏差値 」と検索すると色々なサイトが出てきます。

その高校のだいたいの偏差値が分かるでしょう。

ただし、「特進コース」「進学コース」「普通コース」など学力別にクラスが分かれている学校や、「アスリートコース」「体育コース」「スポーツコース」などスポーツ推薦をメインとしたクラスを設定している学校もあります。

ですから、ネット検索で出てきた偏差値だけで判断することが出来ないので、自分の学力よりもかなり高かったからといってすぐに諦める必要はありません。

まずは部活体験やオープンスクール(中3の春~秋に開催される)に参加して直接確認することが大切です。

よく大きい会場で数十校合同で行われる説明会がありますが、バスケ部にスポーツ推薦で入る場合の基準について詳しい教員がその場に来ているとは限らないので、出来れば高校に行ってバスケ部の顧問の先生に直接確認するのが良いでしょう。

中学1年生や2年生の皆さんは、受験はまだ先のことだからといって勉強をおろそかにしていませんか?

3年生になって「この高校でバスケがしたい!」という学校が見つかったのに、学力が足りなくて諦めるのは辛いことです。

例えば3年生の一学期の定期テストの点数が少々足りなくても、2年生までの成績表(内申)を見て推薦をしてくれる顧問の先生もいらっしゃいます。

内申は定期テストの結果・提出物・授業態度などで決まるので、日々の心がけで上げられる部分はきちっと押さえておきましょう。

また、スポーツ推薦とはいえ普通の単願推薦や併願推薦を目指す学生と同じ日に入学試験を受ける学校も多くあります。

息子は学力に自信がなかったので、入学試験~合格発表までかなりドキドキして待つことになりました。

中学校生活でバスケを一生懸命やることも大切ですが、成績も出来るだけ上げられるように頑張りましょう!

 

学校や部活の雰囲気を聞いてみる

あなたの先輩や知り合いがその高校に進学していたら、ぜひ学校の雰囲気やチームの先輩・後輩について聞いてみましょう。

日常のチーム内の雰囲気は外からはなかなか知ることが出来ないので、先輩から色々と教えてもらうのが良いでしょう。

部活だけではなく、長い時間を過ごすクラスでの学校生活について聞いてみるのもいいですね。

男子校・女子校、または共学かでも、学校のカラーが違うと思います。

また、その高校を卒業した先輩達の進学先を調べるのも将来を考える上で役に立ちます。

PART2へつづく

 

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